ツーリミットブルーバトル 96/3モンスターフィネスのインプレ集

今回は、待望の新製品、ジャンプライズのツーリミットブルーバトル 96/3 モンスターフィネスをご紹介します。この革新的な2ピース設計のショアキャスティングロッドは、井上友樹氏によって設計され、バックアッパーシリーズの性能を引き継いでいます。

従来のバックアッパーシリーズは、グリップ脱着設計でショアから大型青物を狙うのに理想的なロッドでしたが、仕舞寸法の長さから持ち運びの不便さが避けられませんでした。そこで、井上友樹氏は、2ピースの限界値を引き上げ、バックアッパーに限りなく破断強度を近づけたショア青物キャスティングロッドを目指しました。

15tプリプレグを主軸とし24tプリプレグでブレを抑制する構造を採用することで、バックアッパーの95％レベルの破断強度を実現し、操作性も同等に保たれています。ショアから10kg越えのヒラマサを連発し、オフショアテストでは30kg・40kgのキハダの実績が多数報告されています。

ツーリミットブルーバトル 96/3 モンスターフィネスは、全長9.6ft（290㎝）でロッド重量はわずか309g。ルアーウエイトは20～70g（JIG 120g MAX）で、PE2～4号、リーダー40～80lbに対応しています。さらに、ベストドラッグは6kg（MAX 9kg）で、SiC-Sリングガイド（トップのみSiC-LH）を採用。仕舞寸法は149㎝で、価格は税込60,500円です。

このロッドは、PE2～4号まで幅広く対応し、スモールプラグの操作性に優れたフィネスティップと強靭なバットの融合により、繊細な誘いを多用するジギングも得意としています。