ツララのグリッサンド56のインプレ集

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ロッド

今回は、ツララのグリッサンド56をご紹介します。このロッドは、グリッサンドシリーズの73、66、56という変則三部作の中で最もライトなモデルで、小さなルアーで大きな魚を狙うことができます。

グリッサンド56は、マングローブの隙間を攻撃的に撃ち、魚に後ろを向かせないULロッドです。シャープな先調子と汎用性を兼ね備えた渓流ロッドのような繊細な見た目で、1gにも満たない小さなルアーを操作することができます。しかし、このロッドはただの小物狙いのロッドではありません。

柔らかなティップは、アジング用ロッドやエリアトラウト、源流ロッドといったイメージどおりのULタッチですが、竿先から30センチほどスムーズに曲がり進むと、胴部に張りがあり、バット部に厚みがあるのです。

この特徴的な胴部の装甲は、グリッサンド56がマングローブやサンゴ礁などの魚の特徴を克服するために設計されています。口元が硬く、根に潜る特性を持つ魚に対し、竿を立てるだけで素早くフッキングができ、後ろや真下を向かせない硬さが求められます。

デメリットとしては、小型魚のバラシが挙げられます。フッキング入力に対して、体重や水の抵抗がない小型の魚の場合、フックをある程度の位置まで刺すのが難しくなります。しかし、水深がある水路のボトムなどを狙う釣りでは、合わせを少し強めにすれば、ルアー操作が格段にしやすくなり、小型魚でも効率的に狙えます。

推奨ラインは、フロロ4Lb（1号）前後が基準となります。ルアー重量も、このラインで扱えるルアーサイズを想定して設計されています。

グリッサンド56のインプレ集

ツイッターにグリッサンド56のインプレがありました。