今回は、ダイワのハイパワーモデル、HRF86MHBについて解説していきます。モンスターフィッシュを探すための強靭なツール、1オンスを超えるリグを余裕で沖に投げられるというこのモデルの特徴を見てみましょう。
86MHB・Q
まずは基本的なスペックから見てみましょう。全長2.59m、継数2本、仕舞134cm、自重134g。先径は2.1mmで元径は12.9mm、そしてルアー重量は7~40g、ナイロンラインは10~25lb、PEラインは0.6~2.5号を推奨しています。また、カーボン含有率は99%で、価格は26,500円となっています。
X45
続いて特筆すべきは、ネジレ防止技術の「X45」です。この独自のバイアスクロス構造は、竿先に対して±45°に斜行したカーボン繊維等を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上します。45°のX構造はネジレに対して最も強いとされており、その名の通り「Xトルク」が生まれます。
AIR SENSOR SEAT
次に、「AIR SENSOR SEAT」(エアセンサーシート)について紹介します。カーボンファイバーを使用することで軽量化・高強度・高感度を実現し、スピニングモデルではスリムな形状、ベイトモデルではブランクタッチトリガーが用意されています。これらは汎用リールシートでは体験できない操作性を実現します。
HVF
HRF86MHBには、ダイワが開発した「HVF」カーボンが使用されています。カーボン繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる樹脂(レジン)量を減らしてカーボン繊維の密度を高めたこの素材は筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材となっています。
HRF86MHBのインプレ集
ツイッターにHRF86MHBのインプレがありました。
鹿児島遠征の2日目と昨日は『HRF 86MHB・Q』1本でやり通した。キャスト時はしなやかで投げ易く、ルアー操作時は程良い張りと8フィート6インチとは思えない軽さのおかげで、快適に敷石周りを細かく探れた♪#ダイワ #HRF #ロックフィッシュ #キジハタ pic.twitter.com/Qy4ioZXuNB
— メカニコ中村👨🏻🔧 (@SG_Meccanico) June 10, 2022
ロックフィッシュではスピニングをメインに使うので、ベイトロッドはあまり使ってないつもりだったけど、7本の使用歴があった😅お気に入りは程良い張りと粘りがある『HRF KJ 77MHB』と『HRF 86MHB・Q』😁#ロックフィッシュロッド#ダイワ #HRF #HRFAIR#ラークシューター #ロックフィッシュボトム pic.twitter.com/zA8dD1qW0x
— メカニコ中村👨🏻🔧 (@SG_Meccanico) January 16, 2023