OSPのグライディーのインプレ集

東京湾アイランドクルーズ遠藤正明氏との共同開発による最新のフラットフィッシュ用ジグヘッド、「グライディー」がOSPから新たにリリースされました。その特徴的なデザインと独自の開発経緯、そして使用方法について詳しく見ていきましょう。

特徴

グライディーは超低重心設計による特殊な形状を持つことで、テンションフリーでの大きなスライドフォールを可能にします。これにより、垂直フォールに比べて滞空時間が長くなり、対象魚に発見されやすくなります。また、広範囲にサーチすることも可能になります。さらに、着底後はワームが少し浮いた状態でやや前傾姿勢となり、ヘッドの姿勢と重みでフックが食い込みやすくなるバランスでデザインされており、釣果向上に貢献します。

特注で生産されたオリジナルフックは、がまかつ社のケン付きタチウオSTRをベースにしており、ラインスラッグが出ている状況でもしっかりと掛かります。これらの特長により、グライディーは高い操作性と釣果を得るための性能を兼ね備えています。

開発コンセプト＆開発経緯

O.S.Pのワームはソルトシーンで評価を得ていましたが、その性能をさらに引き出すために、新たなジグヘッドが求められていました。その結果、遠藤正明氏の提案により、グライディーの開発が始まりました。特に、東京湾のマゴチをより釣るためのジグヘッドとして設計されました。

ボトムでの姿勢、フルキャストと前アタリに対するワームの安定性、3Dアイによる対象魚への誘引効果、そしてアシストアイによる仕掛けの可能性の拡大など、必要な要素が全て詰まっています。