ツララのエルホリゾンテ78のインプレ集

本日は、対大型魚用のエルホリゾンテ78についてご紹介します。このモデルはビッグベイトを使って大型魚を狙う釣りに特化しており、強さと柔らかさを併せ持つブランクスが特徴です。対象魚の種類に制限はなく、使い手の技術次第で様々な大型魚に対応できます。

エルホリゾンテ78は、モンゴルのタイメンイトウや本土のイトウ、モンスターブラウンなどの大型トラウト族をはじめ、幅広い魚種をカバーできる名竿です。TULALAの共通コンセプトである「釣り＝旅」を忠実に実現しています。

このモデルは、PEライン3～4号を基準に設計されており、200g前後までのルアーや仕掛けをスムーズにキャストできる「レギュラーテーパー＆ヘビーアクションロッド」です。特に、2～4oz（56～113g）のルアーが使いやすく、ベリー部分がしっかりとルアーを受け止めるため、ルアー操作が容易になります。また、バットパワーも十分で、流れの速い河川の瀬や強い流芯の中から大型魚を岩や根に巻かれないように引き出すことができます。

エルホリゾンテ78は、最低でも15～30g程度のルアーまで操作が可能で、旅先などで道具が制限される場面でも幅広いウェイトのルアーを選択できるメリットがあります。

大型魚を狙うビッグベイト釣りでは、ルアーにトウィッチなどのアクションを加えることができるだけでなく、魚がかかった後の強烈な首振りとロールにも対応できる竿の粘りが必要不可欠です。そのため、感度を度外視して強さと柔らかさを併せ持つ独特のブランクスを採用しました。これは、ブランド発足時から現在も変わらぬ人気を誇るポイントです。